換算係数とは?
換算係数は、電気のkWhやディーゼルのリットルなど測定できる量を、それにより生じる温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算kg、CO2e)に換算するものです。英国政府は企業報告用に毎年新しいセットを公表しています。PPN 006の炭素削減計画とSECR報告書では、これを使うことが求められます。
2026年の変更点は?
| 活動 | Per | 2025 (kg CO2e) | 2026 (kg CO2e) | 増減 |
|---|---|---|---|---|
| UK grid electricity | kWh | 0.17700 | 0.13096 | -26.0% |
| 都市ガス(天然ガス) | kWh(高位発熱量) | 0.18296 | 0.18231 | -0.4% |
| Diesel (forecourt) | litre | 2.57082 | 2.58354 | +0.5% |
| Petrol (forecourt) | litre | 2.06916 | 2.07500 | +0.3% |
| 平均的な乗用車、燃料不明 | mile | 0.26915 | 0.26699 | -0.8% |
| 鉄道(国内) | passenger km | 0.03546 | 0.03092 | -12.8% |
数値は7種類の温室効果ガスの合計kg CO2e係数で、DESNZの公式フラットファイルから取得しています。
特定の係数をお探しですか?
英国の排出係数ページでは、2026年の各係数を、DESNZが2002年以降に公表したすべての過去年の係数とともに、計算ツール付きで掲載しています。例:電気、都市ガス、軽油、ハイブリッド車、鉄道、航空機、ホテル宿泊。
最大の変化は電力です。系統係数は英国の電力の発電構成を反映しており、風力・太陽光が増えガスが減ったことで大きく低下しました。ガスや軽油などの燃料は毎年化学的に同じなので、係数はバイオ燃料の混合率や算定方法の更新によってわずかに変動するだけです。
何もしなくても排出量が減ることがある理由
電力使用量が同じでも、2025年係数から2026年係数に切り替えると、スコープ2排出量は約26%減少します。年間50,000 kWhを使うオフィスの場合、2025年は8.85トン、2026年は6.55トンです。これは電力の炭素原単位の実際の変化ですが、貴社が行った削減ではありません。報告書でその旨を明記し、自社の削減は別に示してください。kWhからCO2eへの計算ツールでは、両年を並べて表示できます。
どの年の係数を使うべきか?
- 報告期間が属する年のセットを使用します。2026年1月~12月の年度には2026年版のセットを使用します。
- 会計年度が2つの暦年にまたがる場合は、期間の大部分が属する暦年の係数セットを使います。2026年4月~2027年3月の年度は2026年、2025年7月~2026年6月の年度も2026年のセットを使います。
- 毎年同じルールを使い、どのセットを使ったかを算定方法に明記してください。
- 誤りを修正する場合や、買収などで事業の形態が変わった場合を除き、新しい係数で過去の年度を再計算しないでください。
Carbon Recyclingでの対応
当社は2002年から2026年までのDESNZのすべてのセットを公式ファイルから直接読み込んでいます。各データにはその報告年度のセットを使用し、すべての数値に係数のID、年、値を表示するため、誰でも確認できます。詳しくは算定方法をご覧ください。